【完全ガイド】マレーシアの部屋探し!iPropertyで実際に賃貸契約した流れを解説

マレーシア移住を検討される方の多くは、「あのタワマンのような素敵なマンションに住みたい」とコンドミニアムに憧れを抱いているのではないでしょうか。

マレーシアのコンドミニアムはジム・プール付きがほとんどで、日本では考えられないほど家賃もリーズナブルです。

私自身もクアラルンプールへ移住した際、実際に不動産ポータルサイト「iProperty」を利用して部屋探しを行い、自力で賃貸契約まで進めました。

しかし最初は、

  • どのサイトを使えばいいのか
  • 英語でのやり取りは大丈夫なのか
  • 契約までどんな流れなのか

まったく分かりませんでした。

この記事では、私が実際にiPropertyを利用して部屋探しから契約まで行った体験をもとに、検索方法や内見の流れ、契約時の注意点まで詳しく解説します。

この記事を読むことで、マレーシアで部屋を借りる際の全体の流れや費用感までがすべてわかります。

これからマレーシアへ移住される方や、クアラルンプールで賃貸物件を探している方の参考になれば幸いです。

マレーシアの部屋探しならiPropertyがおすすめ

マレーシアにはさまざまな方法で部屋を探すことができますが、私が実際に利用したのは「iProperty」という不動産ポータルサイトでした。

日本でいうSUUMOやHOME’Sのようなサービスで、エリアや家賃、間取りなど細かな条件を指定して物件を検索できます。

私は最初にマレーシアにプチ移住した際に、iPropertyで毎日のように物件をチェックし、気になるコンドミニアムをリストアップしていました。

▶︎マレーシアにプチ移住した時の体験を以下の記事にまとめています。参考までにぜひ読んでみてくださいね。

初めてマレーシアで部屋探しをする方にも使いやすいサイトなので、まずはiPropertyから探し始めることをおすすめします。

iPropertyとは

iPropertyは、マレーシア国内でも利用者の多い不動産ポータルサイトです。

賃貸物件だけでなく売買物件も掲載されており、コンドミニアムやサービスレジデンス、一戸建てなど幅広い物件情報を検索できます。

日本でいうSUUMOやHOME’Sのような不動産ポータルサイトです。

エリア家賃部屋数家具付きかどうかなど細かい条件で絞り込めるため、自分に合った物件を効率よく探せるのが特徴です。

私も最初、「どのサイトを使えばいいのかわからない」という状態でした。

ですが実際に使ってみると検索画面がシンプルで、初めてでも迷うことなく希望条件に合う物件を探すことができました。

マレーシアで利用者が多い不動産ポータルサイト

マレーシアには「PropertyGuru」など他にも有名な不動産サイトがありますが、なかでもiPropertyは非常に多く利用されている代表的なサイトです。

私自身も最初は複数のサイトを比較しましたが、最終的にはiPropertyをメインに利用していました。

掲載物件数が多く、毎日のように新しい物件が追加されるため、「昨日はなかった物件が今日掲載されている」ということも珍しくありません。

人気エリアでは条件の良い物件がすぐに決まってしまうこともあるため、気になる物件を見つけたら早めに問い合わせるのがおすすめです。

日本人にも使いやすい理由

iPropertyは英語のサイトですが、実際に利用してみると操作はとてもシンプルです。

検索したいエリアや家賃、間取りなどを選ぶだけで物件一覧が表示されるため、英語が苦手な方でも感覚だけで十分利用できます。

また、問い合わせボタンを押すと担当エージェントへWhatsAppで問い合わせメッセージを送ることができるケースがほとんどです。

このあたりは、英語力に不安のある方にとってハードルが高いかもしれません。

ですが、実際の会話は「いつ内見できますか?」「まだ空いていますか?」といったシンプルな内容が中心です。

私がマレーシアで住まい探しをしたときの条件

部屋探しを始める前に、まず「どんな部屋に住みたいのか」を明確にすることが大切です。

私はiPropertyを見始める前に、家賃やエリア、設備など譲れない条件を整理しました。

条件を決めておいたことで、何百件もある物件の中から効率よく希望に合うコンドミニアムを探すことができました。

ここでは、私が実際に設定していた条件をご紹介します。

家賃の予算は8万円くらいまで

私が部屋探しを始めたとき、一番最初に決めたのは家賃の予算です。

マレーシアは日本より家賃が安いイメージがありますが、立地や設備などによって大きく異なります。

私は月々約8万円(約2,000RM前後)を目安に探しました。

ちなみに私が移住した2024年末ごろは日本円が今より強かったので、2,000RMはだいたい7万円台前半くらいでした。

2026年現在はやや高くなってしまいましたね。

この価格帯(2,000RM)であれば、ジムやプール付きのコンドミニアムをかなり幅広く選ぶことができ、設備と立地のバランスが良い物件を見つけやすいと感じました。

もちろん、もっと安い物件もありますが、「毎日気持ちよく暮らせること」を優先して予算を設定しました。

ワンルームか、1LDKか

私の場合は自宅で仕事をすることがほとんどなので、仕事をする空間と寝室は完全に分かれている、いわゆる1LDKの間取り「ワンベッドルーム」を希望していました。

ちなみに、ワンルーム、1LDKなどの名称は日本固有のもので、海外では基本的に以下のように呼びます。

  • ワンルーム → Studio
  • 1LDK → 1 Bedroom
  • 2LDK → 2 Bedroom

マレーシアでも上記の呼び方になるため、覚えておくと良いでしょう。

KLCC・ブキビンタンまで車で10分くらい

移住前に2ヶ月ほどマレーシアにプチ移住していたこともあり、おおよそどの辺りに住めば便利に暮らせるかはイメージができていました。

クアラルンプールは、いわゆる繁華街がブキビンタン、そこから少し離れたところにKLCC(有名なツインタワーのあるエリア)があります。

おおよそ、人と会うときや外出する際はその方面になることが予想できたので、KLCCやブキビンタンまで車で10分程度で行けるエリアを中心に探しました。

一方で、KLCCど真ん中の物件は家賃が高くなるため、少し離れたエリアまで候補を広げることで、より条件の良いコンドミニアムを見つけることができました。

移動手段として想定していたのは主にGrab(配車サービス)ですが、電車の駅も徒歩圏内にあれば便利かな、と考えていました。

ちなみに、他にも日本人や海外から移住してくる人たちが集まって住んでいるようなエリアがありますが、クアラルンプール中心からの距離が離れるため、候補から除外しました。

駅からの距離は徒歩10分圏内

クアラルンプールではGrabを利用することが多いですが、毎回タクシーを利用すると交通費がかさみます。

そのため私は、MRTやLRTの駅まで徒歩10分以内という条件を設定しました。(結局Grabを利用することが圧倒的に多いのですが)

駅が近い物件なら、普段の買い物や外出もしやすく、日本から友人が遊びに来た際にも案内しやすいというメリットがあります。

実際に内見した物件の中には、「徒歩5分」と書かれていても坂道が多かったり、Googleマップどおりに歩けず、遠回りする必要があったりするケースも多々ありました。

駅までの距離だけではなく、可能であれば実際に歩いて確認することも大切だと感じました。

必須の設備やその他条件

私が特に重視していた設備は次のとおりです。

  • ジム付き
  • プール付き
  • 家具・家電付き
  • 24時間セキュリティ
  • 洗濯機付き
  • 高速インターネットが利用できること

また、高層階で眺望が良いことも希望条件のひとつでした。

基本的にジムとプールはコンドミニアムにほぼ必ずあります。ただ、洗濯機に関しては割とさまざま。

乾燥機まで設置されているところもあれば洗濯機自体がなく、コンドミニアム内のコインランドリーを使用するような物件もありました。

ちなみに、マレーシアには家具・家電付きの物件が多いため、日本のように一から家具をそろえる必要がありません。

冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど生活に必要なものが最初から備え付けられている物件も多く、移住直後でもすぐに生活を始められる点は大きな魅力でした。

実際にiPropertyで部屋探しをした流れ【候補出し】

ここからは、私が実際にiPropertyを使って部屋探しをした流れを順番に紹介します。

お部屋探し自体は日本にいるときから始めることがもちろん可能なので、ぜひ早めにスタートされることをおすすめします。

希望条件(間取りや家賃)を入力して検索

まずは、iPropertyのサイトのトップページを開きます。

ここではBuy(購入)とRent(賃貸)を選択できるので、Rentを選びましょう。

一旦、検索窓には英語でKuala Lumpurと入れてSearch(検索)ボタンをクリック。

1.左側のFiltersをクリック

2.物件のタイプを選択する

まずここでは、apartmentやcondominiumなどの選択肢があるため、好みのものを選びます。

おそらく多くの方がジムやプールのついたタワマンのような物件を希望されていると思うので、その場合はcondominiumのみの選択でOK。

3.家賃の希望予算と間取りを選択する

Priceのところには、家賃の下限から上限を決めて入力することができます。

この画像の場合は1,000RMから2,500RMの範囲内で希望しているということになりますね。※2026年7月のレートでは4万円から10万円

Bedroomのところは「Entire Unit」を選択。意味合いとしては以下のとおりです。

  • Entire Unit:部屋を丸ごと借りる(コンド全体)
  • Room:1部屋だけ借りる(シェアハウスなど)

No. of Roomsのところは部屋数の希望を入力。

リビングとベッドルームが一緒になっている、いわゆるワンルームでよければ「Studio」を選択しましょう。

リビングと別にベッドルームが1つある、いわゆる1LDKなら、「1」です。

4.その他の条件について

さらに下へスクロールすると、このように他のフィルターもたくさん出てきます。

項目意味
PSF1平方フィートあたりの家賃・価格。賃貸検索ではほとんど使わないので、基本的には設定しなくてもOKです。
Bathroomバスルーム(トイレ・シャワー)の数です。1 Bedroomでもバスルームが2つある物件もあります。
Carpark駐車場の有無や台数を指定できます。車を持っていない方は気にしなくて大丈夫です。
Lease Term契約期間です。通常は1年契約が一般的ですが、短期契約が可能な物件を探すこともできます。
Build Year築年数です。新しい物件に絞りたい場合に利用します。
Floor Level部屋がある階数です。私は高層階を希望していたため、この項目もチェックしていました。
Unit Type物件の種類です。コンドミニアムやサービスレジデンスなどを指定できます。
Unit Features部屋の設備や特徴です。バルコニー付き、角部屋など、希望条件で絞り込めます。
Facilities共用施設です。ジム、プール、BBQエリアなど、コンドミニアム内の設備を指定できます。
Furnishing家具・家電の有無です。「Fully Furnished(家具・家電付き)」を選ぶと、移住後すぐ生活を始められる物件を探せます。

必ず選んだ方が良い項目は、一番下のFurnishingのところ。

家具家電付きに絞りたい場合はこちらをクリックし、以下のようにFully Furnishedを選択しましょう。

ちなみに、それぞれの意味については以下のとおり。

Unfurnished家具・家電がほとんど付いていない状態です。エアコンやキッチン程度しかない場合も多く、長期滞在や現地で家具をそろえる方向けです。
Partially Furnished一部の家具・家電のみ付いている物件です。エアコンや冷蔵庫、洗濯機はあるものの、ソファやベッドがないケースもあります。物件によって設備内容はさまざまなので、必ず掲載内容を確認しましょう。
Fully Furnished家具・家電付きの物件です。ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなど、生活に必要なものが最初からそろっていることが多く、移住したその日から生活を始められます。初めてマレーシアへ移住する方には、この条件で探すのがおすすめです。

私自身は、最初から細かい条件を設定しすぎず、「家賃」「エリア」「1 Bedroom」「Fully Furnished」だけで検索していました。

条件を増やしすぎると候補がかなり少なくなってしまうため、まずは広めに検索して、気になる物件を比較しながら絞り込んでいく方法がおすすめです。

5.Applyをクリックすると検索結果が表示される

ここまできたらあとは、Applyをクリックするだけ。

表示された検索結果をチェックしてみましょう。

気になる物件を保存

検索結果に表示される内容は上記のとおり。

クリックするとさらに詳しく見ることができます。

いろいろな物件を見て、気に入ったものはURLを保存するなどしておきましょう。

エージェントへ問い合わせ

気になる物件を絞り込んだら、ここからはエージェントとのやりとりがスタートします。

この段階ですべきことは以下の2点です。

  • まだ空室の状態であるかの確認
  • 内見の予約を取る

エージェントへのコンタクトは以下の「WhatsApp」をクリックからスタート。

WhatsAppでやり取り

WhatsAppをクリックすると、自動的にこのような文章が入っているため、そのまま送信してOK。

ここに書いている内容は、「私はこの物件に興味があります」というもの。まずはそのまま送信して、返信を待ちましょう。

基本的なこのような定型メッセージの返信がくる場合がほとんどです。

書かれている内容は以下のとおり。

  • 氏名
  • 性別
  • 人種
  • 入居人数
  • 年齢
  • 職業・学校名
  • 国籍
  • 勤務先
  • 希望家賃(予算)
  • 入居希望日
  • 契約希望期間
  • 駐車場の利用有無
  • 喫煙の有無
  • ペットの有無

まずはこのような詳細を送る流れになり、その後内見の日程を決める流れが一般的です。

このあたりの英語のやり取りはChatGPTなどを駆使しながら行うことが可能です。

不安がある方はぜひマレーシアBASEへご相談くださいませ。

実際にiPropertyで部屋探しをした流れ【内見】

気になる物件が見つかったら、次はいよいよ内見です。

私は合計3回、内見に行きました。

写真だけでは分からないことも多いため、実際に足を運んで比較したことで、自分に合った部屋を見つけることができましたよ。

ここでは、私が実際に内見したときの流れをご紹介します。

エージェントと内見の日程を決める

気になる物件が見つかったら、WhatsAppでエージェントと内見の日程を調整します。

私の場合は、「○日に内見できますか?」と連絡を送り、希望日時を伝えてスケジュールを決めました。

人気の物件はすぐに埋まってしまうこともあるため、問い合わせから内見までできるだけ早く進めるのがおすすめです。

また、日程を決める前に、先ほど紹介した氏名や年齢、職業、入居予定日などを記入する「入居者プロフィール」の提出を求められました。

これはオーナーがどのような入居希望者なのかを事前に確認するためのもので、マレーシアでは比較的一般的な流れです。

エージェントとの待ち合わせして内見へ

当日は、コンドミニアムのロビーやエントランスでエージェントと待ち合わせをしました。

挨拶を済ませると、そのまま部屋まで案内してもらい、室内だけでなくロビーやジム、プールなどの共用施設も見学しました。

実際に部屋へ入ると、写真では分からなかった広さや日当たり、眺望、設備の状態などを細かく確認できます。

ちなみに、マレーシアでは、まだ入居者がいる段階での内見も当たり前に行われます。

この場合は、入居者の在宅中に訪問する形になります。

余談ですが、私のケースでは、入居者がたまたま日本人だったこともあり、おまけに同年代の女性だったため、細かにいろいろと聞くことができてラッキーでした。

このタイミングで、私は水圧やお湯の出方、家具や家電の状態、インターネット環境などもチェックしていました。

内見では遠慮せず、「ここも見てもいいですか?」と質問しながら確認することをおすすめします。

複数のコンドを内見後、比較検討

私は最初から1件に絞らず、1日で複数のコンドミニアムを内見しました。

実際に見比べてみると、写真では第一候補だった物件よりも、別のコンドミニアムの方が住みたいと思えることもありました。

反対に、写真ではとても魅力的に見えても、実際に訪れると周辺環境や管理状況がイメージと違い、候補から外した物件もあります。

部屋探しでは家賃だけでなく、立地や設備、管理状況、生活のしやすさまで含めて総合的に判断することが大切です。

時間に余裕があるのであれば、最低でも3件ほど内見して比較することをおすすめします。

実際に見比べることで、自分にとって譲れない条件もはっきりしてきますよ。

重要!内見時に必ずチェックしたいポイント5つ

内見では部屋の間取りや眺望だけでなく、「実際に住み始めてから困らないか」という視点でチェックすることが大切です。

私も最初は「きれいな部屋だな」と見た目ばかりに目が行っていましたが、実際に複数の物件を内見してみると、設備や管理状態には想像以上に差があることが分かりました。

ここでは、私が実際の内見で必ず確認していた5つのポイントをご紹介します。

1.水圧とお湯の出方

これは必ず確認しておきたいポイントです。

写真では分かりませんが、物件によって水圧はかなり違います。

シャワーを実際に出してみると、「思ったより水の勢いが弱い」「お湯になるまで時間がかかる」という物件もありました。

毎日のシャワーで、水圧やお湯の温度によるストレスを感じるのは結構つらいものです。

内見では遠慮せず、エージェントに「シャワーを出してもいいですか?」と聞いて確認することをおすすめします。

2.インターネット料金とネットの速度

リモートワークをされる方なら、インターネット環境は非常に重要です。

私は仕事でZoomを利用したり、大容量のデータをアップロードしたりすることがあるため、Wi-Fi環境は妥協できませんでした。

物件によってはインターネット料金が家賃に含まれている場合もあれば、自分で契約する必要がある場合もあります

料金については事前にエージェントに確認しておくと安心ですね。

また、無料Wi-Fi付きでも通信速度が十分とは限りません。

仮にまだ現時点での入居者がいる物件なら、実際にインターネットにスマホを接続させてもらい、スピードを確認するのが最善です。

3.家具や家電の状態

マレーシアの賃貸物件は家具・家電付きが一般的です。

そのため、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、エアコンなどは必ず動作確認をしておきましょう。

見た目はきれいでも、実際には古いモデルだったり、故障しかけていたりするケースもあります。

私は内見の際、エアコンの電源を入れてしっかり冷えるか、冷蔵庫の中はきれいか、洗濯機にサビやカビがないかなども確認していました。

入居後に修理を依頼することもできますが、契約前に確認しておく方が断然安心です。

4.共用施設(ファシリティ)の管理状況

マレーシアではジムやプール付きのコンドミニアムが多いですが、管理状況は物件によってかなり違います。

写真では豪華に見えても、実際に行ってみるとマシンが故障していたり、プールの清掃が行き届いていなかったりすることもあります。

私の場合はジムをよく利用するため、必ず共用施設もしっかりと見学させてもらいました。

通常はこちらが何もリクエストせずともエージェントが共用部分も案内してくれるものですが、まれにお部屋だけの案内で終了するパターンも。

この場合は遠慮せずに共用部分も見ておきたいと伝える必要があります。

ちなみに、受付やロビーがきれいに管理されているか、住民のマナーは良さそうかなども、そのコンドミニアムの管理状態を知る判断材料になります。

5.ゴミ捨て場の場所や管理状況

意外と見落としがちですが、ゴミ捨て場も確認しておくことを強くおすすめします。

コンドミニアムによっては各階にゴミ置き場があるところがほとんどですが、その仕組みなどは物件によりさまざま。

たとえば、あるコンドミニアムは、各階のゴミ捨てスペースにまあまあ膨大なゴミが置かれている状況で、毎日回収されている気配がありませんでした。

また、別のコンドミニアムでは、ゴミ捨てスペースにダストシュート(扉を開けてそこからゴミを階下に一気に落とすもの)があり、臭いがまったく気になりませんでした。

これらの点はゴキブリ発生のリスクとかなり強く関係してくるため、特に女性のひとり暮らしや、虫が苦手な方なら絶対に注意して見ておく必要があります。

また、ゴミ置き場が清潔に管理されているかどうかは、その建物全体の管理状態を知るヒントにもなりますね。

実際に住み始めると毎日のことになるので、「どこに捨てるのか」「24時間利用できるのか」なども、内見時に確認しておくと安心です。

マレーシアBASEに相談する

気に入った部屋が見つかってから契約まで

気に入った部屋が見つかったら、いよいよ契約手続きへ進みます。

日本とは契約の流れや支払い方法が少し異なるため、最初は戸惑う方も多いかもしれません。

私も「本当にこの流れで大丈夫なのかな?」と少し不安でしたが、担当エージェントが丁寧に説明してくれたので、スムーズに契約まで進めることができました。

ここでは、私が実際に経験した契約までの流れをご紹介します。

エージェントに契約の意思を伝える

内見を終え、「この部屋に住みたい」と決めたら、まずは担当エージェントへ契約したい意思を伝えます。

私はWhatsAppで「この部屋を契約したいです」とメッセージを送り、その後の手続きを案内してもらいました。

人気の物件は問い合わせも多く、迷っている間に他の方が契約してしまうケースもあります。

そのため、「ここに住みたい」と思える部屋に出会えたら、できるだけ早めにエージェントへ連絡することをおすすめします。

契約書の確認とデポジットの支払い

契約の意思を伝えた後は、デポジット(保証金)の支払いを行います。

このあたりはエージェントにより異なりますが、私のケースは、一旦エージェントが契約書(Tenancy Agreement)を作成し、PDFで送られてきたものを確認しました。

英語が苦手な方でも、Google翻訳などを活用すれば内容は十分確認できますが、この辺りは少し情報量が多いため負担を感じる可能性があります。

問題ないことを確認した上で、デポジットを支払います。

振り込み方法は銀行振込。支払いを行い、振込後に送金明細のスクリーンショットをWhatsAppでエージェントへ送りました。

この辺りのやり取りはすべてWhatsAppですね。

振込先や金額は必ず担当エージェントへ確認し、不明な点があれば遠慮せずに支払い前に必ず質問するようにしましょう。

私の場合は、気になる部分がいくつかあったため、エージェントに連絡をして、すべてクリアにした上でデポジットを支払いました。

鍵の受け取り

契約が完了すると、入居日に鍵を受け取ります。

私はエージェントとコンドミニアムのロビーで待ち合わせをし、鍵やアクセスカードを受け取りました。

このときに、エージェントが契約書(Tenancy Agreement)を持参していたので、あらためて読み合わせをしました。

とても親切なエージェントだったと個人的には感じています。

その場で部屋の最終確認を行い、エアコンや照明、水道などが問題なく使えることを一緒にチェックしました。

もし気になる点があれば、このタイミングで伝えておくと対応してもらいやすいため、遠慮せず確認することをおすすめします。

こうして無事に鍵を受け取り、いよいよマレーシアでの新生活がスタートしました。

気になる初期費用の総額は?

マレーシアで部屋を借りる際は、家賃以外にもさまざまな初期費用が必要になります。

私はクアラルンプールにある、家賃2,200RM(Wi-Fi込み)のコンドミニアムを契約しましたが、入居時に必要な初期費用は次のとおりでした。

項目金額
セキュリティデポジット
(家賃3か月分)
6,600RM
ユーティリティデポジット
(家賃0.5か月分)
1,100RM
アクセスカード保証金100RM
契約書・印紙代600RM
合計8,400RM

※私が契約した当時(2024年末)の実際の金額です。初期費用は物件や契約条件によって異なります。

なお、セキュリティデポジット・ユーティリティデポジット・アクセスカード保証金については、退去時に部屋の破損や未払い料金などがなければ返金されます。

一方で、契約書作成費用や印紙代(Tenancy Agreement & Stamping Fee)は返金されない費用です。

実際には家賃の約4ヶ月分近い金額が必要になりました。

ただ、多くの場合セキュリティデポジットは2ヶ月分と考えておいて良いでしょう。

私の場合、契約時にマレーシアのビザを持っていなかったこと、そしてフリーランスだったこともあり、家主とエージェントとの交渉で、デポジットを多めに払うことで着地しました。

案外まとまった金額がかかる印象を持たれる方も多いかもしれませんね。

これから部屋探しをされる方は、初期費用も含めて資金を準備しておくと安心です。

マレーシアで部屋探しをする際の注意点

私自身、iPropertyを利用して部屋探しをしましたが、「ここは気を付けておけばよかった」と感じたこともいくつかありました。

ここでは、これからマレーシアで部屋探しをされる方にぜひ知っておいていただきたいポイントをご紹介します。

写真だけで判断しない

iPropertyに掲載されている写真はどれもきれいに撮影されていますが、実際に内見してみると印象が大きく異なることがあります。

例えば、写真では広く見えていた部屋が実際には少し狭く感じたり、家具の傷みや設備の古さが気になったりすることもありました。

また、窓からの景色や日当たり、周辺の騒音などは写真だけでは分かりません。

マレーシアでは気になる物件を複数見学するのが一般的なので、できるだけ現地で内見をして比較検討することをおすすめします。

信頼できるエージェントを選ぶ

マレーシアでは、不動産会社ではなく担当エージェントと直接やり取りをするケースがほとんどです。

そのため、担当者によって対応の丁寧さやスピードには差があります。

私の場合は担当エージェントの返信も早く、質問にも丁寧に答えてくれたため、不安なく契約まで進めることができました。

一方で、返信が遅かったり、こちらの質問にきちんと答えてくれなかったりする場合は、無理にそのエージェントと契約する必要はありません。

安心して部屋探しを進めるためにも、信頼できる担当者を見つけることはとても大切だと感じました。

契約内容は必ず確認する

契約書は基本的に英語で作成されていますが、内容を確認せずにサインするのは避けましょう。

契約期間やデポジットの返金条件、退去時のルールなど、後からトラブルになりやすい内容も記載されています。

分からないことがあれば、エージェントへ質問したり、翻訳ツールを使ったりしながら、一つずつ確認することをおすすめします。

「英語だから面倒だし」と流さず、納得した上で契約することが大切です。

英語が苦手でも部屋探しはできる?

結論からいうと、英語が得意でなくても部屋探しは十分可能です。

実際にエージェントとのやり取りで使う英語はとてもシンプルです。

「内見できますか?」

「この部屋はまだ空いていますか?」

「契約したいです。」

このような短いメッセージが中心なので、Google翻訳やChatGPTなどを活用すれば問題なくやり取りできます。

「英語が苦手だから無理かも…」と心配している方も、必要以上に不安になる必要はありません。

ただし、エージェントとのやり取りはかなりボリュームも多く、まったくストレスなく進められるとは言えません。

自力でチャレンジするのももちろんアリですが、やはり住居を決める重要なことでもあるため、通訳者や日本語サービスを検討する方が無難ではあります。

実際にiPropertyで部屋を借りて感じたこと

今回実際にiPropertyを利用して部屋探しをして感じたのは、「思っていたよりもずっと簡単だった」ということです。

ただ、それはたまたま私がある程度の英語力を備えていたからだったと感じています。

もちろん日本とは異なる部分がたくさんあります。

しかし、流れさえ理解してしまえば特別難しいことはありませんでした。

事前にある程度知識を身につけておけば、初めての海外移住でも安心して部屋探しを進められると思います。

良かった点

一番良かったと感じたのは、掲載物件数が非常に多く、自分の希望条件に合う部屋を探しやすかったことです。

検索機能も使いやすく、家賃やエリア、間取りなど細かく条件を絞り込めるため、効率よく比較することができました。

また、気になる物件があれば、そのままエージェントへ問い合わせできる点も便利でした。

想像と違った点

一方で、写真だけでは分からないことが多かったのも事実です。

掲載写真では新しく見えても、実際には家具が古かったり、共用施設の管理状態が想像と違ったりすることもありました。

また、人気物件は掲載されていてもすでに契約済みというケースもあり、「気になる」と思ったら早めに問い合わせることの大切さも実感しました。

これから部屋探しをする方へのアドバイス

私から一つアドバイスをするとすれば、「最初から1件に絞らないこと」です。

内見をしてみると、「写真では第一候補だった物件より、第二候補の方が住みたい」と感じることは意外とよくあります。

ぜひ複数の物件を比較しながら、自分のライフスタイルに合った部屋を見つけてください。

そして、少しでも不安なことがあれば、一人で悩まずエージェントへ質問することも大切です。

マレーシアでの部屋探しは、日本とは違う点もありますが、事前に流れを理解しておけば決して難しいものではありません。

この記事が、これからマレーシアで新生活を始める皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

まとめ|マレーシアの部屋探しは自力でもできるが注意点は多い!

マレーシアで賃貸物件を探す場合、日本語で相談できる不動産会社や住まい探しサポートを利用することで、条件整理から内見、契約確認までをスムーズに進めやすくなります。

特にクアラルンプールの賃貸は、日本とは異なる点も少なくありません。

家具付き物件が一般的だったり、同じコンドミニアムでも部屋ごとに管理状態や設備状況が異なったりするため、家賃や写真だけで判断すると、入居後にギャップを感じることもあります。

また、契約時にはデポジット、途中解約条件、退去通知など、日本とは異なるルールを確認する必要があります。

英語の契約書やオーナーとのやり取りに不安がある場合は、日本語で相談できる環境があることで安心感につながります。

そこでおすすめなのが日本語でのさまざまなサポートを提供しているマレーシアBASEです。

マレーシアBASEでは、日本人の方向けに、クアラルンプールでの住まい探しや生活スタートを日本語でサポートしています。

ご希望条件の整理からエリア選び、現地内見同行、現地不動産エージェントとのやり取り、入居後のトラブル時の連絡・通訳サポートまで、状況に合わせて必要なサポートをご提案可能です。

「まずはクアラルンプール生活のイメージを知りたい」という段階の方でも、ぜひお気軽にご相談ください。

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